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子どもの健康
消化器[細菌性胃腸炎(食中毒)]

起こりやすい時期 : 0ヶ月~

感染性胃腸炎とはウイルスや細菌が原因となって腹痛や下痢をきたす病気の総称です。さまざまな種類の細菌が原因でおこります。細菌の種類によって症状もさまざまです。

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原因
サルモネラ菌、カンピロバクター菌、ビブリオ菌、ブドウ球菌、赤痢菌などが原因でおこります。近年話題になった、病原性大腸菌O-157も原因のひとつです。サルモネラ菌など食品が原因の細菌だけではなく、猫や犬などの糞便が原因のカンピロバクター菌があり、ペットからも感染することがあります。


症状
主な症状
吐きけ
嘔吐
下痢
発熱
頭痛
血便


細菌により症状も変わってきますが、主な症状は、吐きけ、嘔吐、下痢、発熱、頭痛などで、場合によっては血便が出ることもあります。
また、腸重積と細菌性の胃腸炎は、症状がとてもよく似ています。


治療・対処法
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うんちや嘔吐物から細菌が発見されますので、医者に行く際にはオムツなどを持参すると、原因となる細菌が特定でき、適切な対処法が分かります。

食中毒はまず予防が第一なので、「食品は必ずきちんと加熱する」、「調理前には必ず手を洗う」、「調理器具はいつも清潔にしておく」という3点が基本です。
70度以上の熱を数分加えれば、ほとんどの細菌は死滅しますので、乳幼児期には熱を通した食事を心がけてください。冷ややっこなどふだん火を通さずに食べる食品は赤ちゃんには与えないほうが良いでしょう。
かかってしまった場合の治療法は、ウイルス性の場合と同じく、脱水症と下痢に対するケアになります。水分補給の際には、ナトリウムやカリウムなどを補充できる赤ちゃん用のイオン飲料がおすすめです。

ペットから感染する細菌も原因の1つなので、必要以上に過敏になることはありませんが、ご家庭に犬や猫などペットがいる場合は赤ちゃんから目を離さず、ペットをなでたり抱っこしたりした後は、必ず手を洗って予防をこころがけましょう。また、ご両親も同じくペットを触った手は必ず手洗いをして予防しましょう。
ミドリガメなどからもサルモネラ菌が感染することがあるので、犬猫だけでなく、全てのペットから感染があると考えておいて良いでしょう。

病気にかかった子どものオムツや嘔吐物を処理した後は、よく手を洗って、二次感染を防ぎましょう。オムツは熱湯や衣類専用の漂白剤で消毒してから、他の洗濯物とは分けて洗うことが重要です。処理の際には使い捨て手袋を使用するのもよいでしょう。
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