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子どもの健康
泌尿器・生殖器[亀頭包皮炎]

起こりやすい時期 : 0ヶ月~

イメージ
亀頭(おちんちんの先)や包皮(おちんちんを包んでいる皮)に、細菌が感染して炎症を起こすもので、男の子の病気です。
小児はほとんどが包茎であるため、清潔を保ちにくく、汚い手でさわったり、便がついたままになっていることがあるので、包皮と亀頭部の間にばい菌が入り込んで炎症をおこし、かゆみや痛みを伴います。


原因
赤ちゃんのおちんちんは仮性包茎がほとんどで、亀頭が露出していないため、垢やカスがたまりやすいのが原因で、おむつをしている赤ちゃんにしばしばみられる病気です。
また、おむつについた便や、汚れた手でさわったことによる場合もあるので、赤ちゃんが常に清潔に過ごせるように心がけてあげましょう。


症状
主な症状
排尿の際に痛がる
しきりにおちんちんに手をやってかゆがる
亀頭や包皮が腫れて赤くなる
おむつやパンツに黄色い膿がつく
出血


亀頭や包皮が赤くはれ、おしっこのときに痛がったり、かゆがったり、ときには出血がみられることも。炎症がひどくなると亀頭から黄色い膿が出ることもあります。


治療・対処法
炎症を起こしている部分を消毒して、抗生物質入りの軟膏を塗ります。抗生物質を内服する場合もあります。

垢やカスがたまると再発しやすいので、小児外科で包皮をむき、垢やカスをとってもらうと予防できます。

家庭でも入浴の際、楽にむける部分まで包皮をむき、ぬるま湯で洗いましょう。おふろでむいて洗うのを習慣づけることで、包皮はよりむきやすくなります。
但し、決して無理にむこうとはしないこと。乱暴にむくと出血したり、包皮が元に戻らなくなったりして危険です。

まずは清潔にしてあげることが第一なので、こまめにおむつを交換したり、お風呂で洗ってあげましょう。熱があって入浴できないときや、下痢が続いたときなどは要注意です。お風呂に入れないまでも、せめてシャワーで陰茎や陰のうを洗い流してあげます。
また、手でいじることで炎症を引き起こす事もありますから、少し大きい子には、汚い手で触らないように教えましょう。
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