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妊娠中のトラブル
妊娠初期[よだれつわり・唾液過多]

つわりの症状の中にある「唾液がたくさんある」、吐き気のある時は生つばが出る時はありますが、「よだれつわり」はその量に匹敵しないくらいの大量のよだれが出ます。人によっては、出産間近まで続くというケースも少なくありません。
よだれの量が多いと度々飲むことで胃が張ったり、余計に吐き気を催したり不快なものですが、受診の際に相談しても「気にしすぎ?」などと曖昧にされてしまうことも多いそう・・・。
実は「よだれつわり」に悩まされているプレママさんは意外と多く、色々な工夫をして乗り越えているようです。
つわり中は特に水分が摂りづらくなってしまいがち。
よだれつわりがある方は、尿の量が減ったり、異常に口が渇くようになるなど、いつもとは違う症状がみられた場合には、速やかな受診をオススメします。


原因
よだれつわりの原因はハッキリせず、妊娠してカラダが変化していく上での自律神経の乱れやホルモンバランスの変化とも言われています。


治療・対処法
軽い場合には飴や氷などをなめる。
外出中はタオルやペットボトルを持ち歩いて唾液を吐き出す。
寝る時には枕元に出せる場所(洗面器など)を用意しておく。


ツボ
ツボ

中泉(ちゅうせん)
手首と手の甲の境目、人差し指と中指の間を下がっていった部分にあります。

ツボ

内関(ないかん)
手首の付け根中央から指1.5~3本分の部分にあります。



漢方
つわり中に出される漢方で1番多いのは、「小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)」。
半夏と生姜は吐き気を抑え、茯苓は唾液を押さえる効果があります。
または、「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」
これは、小半夏加茯苓湯に吐き気を抑える厚朴と消化促進や鎮静作用のある蘇葉(紫蘇葉)を加えたものです。


注意

漢方薬と言えども薬は薬。各医療機関によっても違いがあり、同じ名前でも成分が違う場合もあるので、必ずかかりつけの産科の先生に相談して下さい。
また、必ず妊娠していることを伝えた上で処方してもらうようにしましょう。
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