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ママのカラダ
産後の心配ごと[下腹部]

> 悪露がずっと赤いままで、生理痛のような痛みもあります。
> 出産したばかりですが、陣痛のようなお腹の痛みがあります。
> 帝王切開で出産しました。産後のケアは、どんなことに気をつければいいですか?
> 気をつけていたのですが、妊娠線ができてしまいました。
> 恥骨のあたりが痛みます。


悪露がずっと赤いままで、生理痛のような痛みもあります。
産後、腹痛に伴って、おりものとは違った出血が続く場合、卵膜や胎盤遺残の可能性があります。
胎盤遺残とは、通常、胎盤が子宮壁からはがれて体外に娩出されるのが、胎盤がはがれず、一部が子宮内に残ってしまう状態のこと。胎盤遺残があると、子宮の回復が妨げられたり、弛緩出血などが起こったり、感染症にかかる恐れがあります。感染を伴う場合は、発熱が起こる場合も。そこで、遺残した胎盤を取り除く処置が必要になります。早急にお医者さんの診察を受けましょう。
出産したばかりですが、陣痛のようなお腹の痛みがあります。
産後しばらく、下腹部に陣痛のような痛みを感じることがあります。赤ちゃんが生まれた後、子宮が元の大きさに戻ろうと収縮を始めるためです。これを後陣痛といいます。産めば産むほど痛みは増すといわれ、初産婦では症状がほとんどないという人も。
ほとんどの場合、2~3日すれば治まってきますが、痛みがひどい場合には、痛み止めも使えますので、早めにお医者さんに相談しましょう。ちなみに、子宮は産後6週間で、ほぼ妊娠前の大きさに戻ります。
帝王切開で出産しました。産後のケアは、どんなことに気をつければいいですか?
産後、赤ちゃんを抱き上げる時や衣服の擦れなど、帝王切開の跡がどうしても気になるという人がいます。基本的には、いくつかの注意点を除けば、自然分娩のママと同様にして問題ありません。
痛みを感じる場合は、安静にして血行を良くするとやわらぎます。かゆみは半年くらいで治まります。 アレルギー体質の人は、その後もかゆみが残るケースも考えられるので、ひどい場合、手術をした産院または皮膚科を受診しましょう。
体型を戻したい人は、帝王切開で出産した人向けのウエストニッパーを着けるのも効果的です。着用時期など、分からないことについては、医師や助産師に聞いてみるのが一番です。
気をつけていたのですが、妊娠線ができてしまいました。
妊娠中お腹が大きくなるにつれて、皮下組織が伸びて切れ、ミミズ腫れのような赤い線になって、妊娠末期には赤黒く線になってしまいます。太り気味の人の場合には、下腹部だけではなく、乳房や太ももなどに出ることもあります。産後しばらくすると、白色に目立たなくはなりますが、なかなか元の状態に戻りにくいといわれています。また、皮下組織の血行不良などにより、皮膚の表面がオレンジの皮のようにデコボコになって、肌はざらつきやすくなります。
このような状態をやわらげるためには、クリームやオイルを使ってマッサージをして血行を促進し、肌の保湿を心がけることが大切です。
恥骨のあたりが痛みます。
恥骨は2つの骨の結合によってできていて、出産の際にはそれが大きく開きます。人によっては、骨産道と赤ちゃんの大きさの関係で、開き過ぎてしまうことも。尾てい骨も痛むことがあります。
あまりに痛むようでしたら、お医者さんの診察を受けましょう。最近では、矯正用のベルトなど、症状を解消するグッズも出ています。
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