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ママのカラダ
産後の心配ごと[その他]

> 赤ちゃんが生まれて、幸せいっぱいなはずなのに、なぜか落ち込んでしまい、突然泣いたりしてしまいます。
> そろそろ子どもも3ヶ月になり、育児にもだいぶ慣れてきたはずなのに、憂鬱で不安な気持ちがずっと続いています。
> 妊娠して以来、汗かきになってしまったようです。
> 夜中の授乳で睡眠不足。もうヘトヘトです。
> 体重が戻りません。
> 体の回復も順調で、お医者さんのOKも出たのに、セックスする気になれません。
> 退院してまもなく熱を出しました。他に風邪の症状はありません。
> 突然じんましんが出てきました。
> 寒いわけではないのに体が冷えます。


赤ちゃんが生まれて、幸せいっぱいなはずなのに、なぜか落ち込んでしまい、突然泣いたりしてしまいます。
出産後はホルモンバランスが崩れ、初めての育児で、精神的に不安定になる場合も少なくありません。これといった原因がないのに、イライラしたり妙に涙もろくなったり、憂鬱になったりすることがあります。
これをマタニティブルーといいます。涙もろい、憂鬱になる他に頭が重い、眠れない、体がだるい、疲れやすいなど、症状や強さには、かなり個人差があります。几帳面で責任感も強く、何事にも一生懸命なタイプの人に、特に見られます。
育児や家事に完璧さを求めようとせず、のんびりと構えましょう。大切なのは、一人ですべてを背負い込もうとせず、パパに協力をあおぐこと。また、気の合う友人と電話やお茶を飲みながら談話するのも、良い気分転換になります。それでも不安を感じる場合は、お医者さんに相談してみましょう。
そろそろ子どもも3ヶ月になり、育児にもだいぶ慣れてきたはずなのに、憂鬱で不安な気持ちがずっと続いています。これって育児ノイローゼ?
産後3日以内に生じる、イライラなどの精神的不安定は、マタニティブルーと呼ばれ、多くの人が経験します。これは通常、2週間以内に治まるので、それほど心配する必要はありません。リフレッシュを心がけるとよいでしょう。
但し、これが2ヶ月以上続くと、極度の疲労・集中力の低下・睡眠障害・絶望感・子どもに対する興味の薄れをもたらします。こうした症状は、日常生活の妨げとなってくるので、うつ病と診断された場合には、専門家の助けが必要となります。
うつ病を治すには、家族のケアが一番です。辛い時には、育児や家事を手伝ってもらうなど、甘えてみましょう。きっと支えてくれるはず。
妊娠して以来、汗かきになってしまったようです。出産して体は軽くなったのに、変わりありません。
妊娠中と同様に、産後も継続して汗かきが治まらないことがあります。また、産後に汗かきになることも。急激な女性ホルモンの増加・減少による、体質変化のために起こります。これを産褥期多汗と呼んでいます。
授乳が終わり、ホルモンバランスが整ってくると、自然に治るので問題ありません。ただし、汗による湿疹など肌のトラブルや、乳頭裂傷がある場合は、細菌が感染する恐れがありますので、タオルなどでこまめに拭いて、清潔に保ちましょう。
夜中の授乳で睡眠不足。もうヘトヘトです。
子どもを産むという大仕事を終えた後の母体には、思いのほか疲労がたまっています。母体が妊娠前の状態に戻るには6~8週間かかります。体を休めなくてはいけない大切な時期ですが、夜中の授乳や夜泣きなど、赤ちゃんの世話のために睡眠不足になりがちです。
解消法は、とにかくよく眠ること。出産2~3週間は、家事や育児はパパにも協力してもらい、授乳のとき以外は休ませてもらうとよいでしょう。赤ちゃんが昼寝をしている時は、一緒に昼寝をするなどして、睡眠不足を補いましょう。
体重が戻りません。
体重は、出産してから半年くらいかけて徐々に減っていきます。但し、食生活には注意が必要です。慣れない育児で疲労がたまってくると、つい甘いものに手を出してしまいがちです。また、母乳育児の場合、カロリーも消費しやすく、喉が渇きます。ジュースなどは控え、お茶などカロリーの低い飲み物に変えるなどの工夫をしましょう。
また、ミルク育児の場合は、授乳によって脂肪を消費することができませんので、食生活には特に気を配りましょう。
体の回復も順調で、お医者さんのOKも出たのに、セックスする気になれません
女性ホルモンの分泌の低下、腟内の乾燥感、乳頭裂傷などによって、セックスを苦痛に感じることがあります。特に授乳中の体内は特殊なホルモン環境になり、さらに初めての出産や慣れない育児によって母である自分を意識し過ぎ、性欲が減退することもあります。夫が妻を母としてしか見られなくなることもあります。
自然にセックスできるようになるまで待ってみましょう。但し、あまりにも女性が苦痛を感じる時は、カウンセラーや産婦人科医に相談してみては?
退院してまもなく熱を出しました。他に風邪の症状はありません
高熱が出ている場合、単純に風邪で熱が出ている他、産後に産道や子宮内の傷に細菌が感染して起こる産褥熱、乳管に乳がたまって起こる乳腺炎、大腸菌などが腎臓に入って起こる腎盂炎、腎盂腎炎の可能性が考えられます。
中でも気をつけたいのは、産褥熱・腎盂炎、・腎盂腎炎。咳や鼻水、乳房の痛みがないのに、寒気や熱が続くような場合は、早急にお医者さんに相談しましょう。放置すると敗血症や慢性腎炎など、深刻な状態に陥ることもあります。
細菌感染予防のために、ナプキンや下着を頻繁に替えましょう。産後4週まで入浴は避け、トイレでおしりを拭く時や外陰部を洗う時は、前の方から後側へ洗いましょう。
突然じんましんが出てきました。
アレルギーを持たず、市販の風邪薬を服用していないのにじんましんが出た場合、出産・育児などの疲労によるものと考えられます。産婦人科でも治療は可能ですので、母乳への薬の影響なども併せて相談してみましょう。
また、皮膚科を受診する場合、母乳育児の人は、そのことを告げましょう。
寒いわけではないのに体が冷えます。
妊娠中や産後、急に体が冷えたりすることがあります。その原因としては、ホルモンや体が大きく変化することで、血行が悪くなることや、自律神経失調・低血圧・貧血などが考えられます。
また血管も収縮し、神経痛・腰痛・肩こりなども出やすくなります。部屋の温度を低くし過ぎたり、冷たいものをとり過ぎないように。適度な運動や、ぬるめの湯に何回も入ると体が温まります。
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