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子どもの健康
耳鼻咽喉[外耳炎]

起こりやすい時期 : 0ヶ月~

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耳の入り口から鼓膜までを外耳道といいます。外耳炎は、この外耳道が細菌に感染して炎症を起こしたもの。
耳を引っ張ったり、耳の穴を押したりするとひどく痛がります。赤ちゃんの場合は言葉で説明できませんから、耳を気にしているそぶりをしたら引っ張ってみて、非常に痛がるようなら外耳炎の疑いがあります。
また、傷にできたおできが化膿すると、37度台の熱を出すこともあります。


原因
耳の入り口に出た湿疹をかきむしったり、耳かきでできた傷に細菌が感染して炎症をおこすことが原因。おふろやプールで耳に水が入り、細菌に感染することもあります。


症状
主な症状
耳から嫌なにおいがする
耳を触ると非常に痛がり、泣く
耳だれ
かさかさした膿を含んだものが耳の入り口にたくさん発生する
ブツブツとしたおできが確認できる
微熱


耳を引っ張ると非常に痛がり、ちょっと耳にふれただけでも、赤ちゃんはひどく泣き出します。あまり高い熱は出ませんが、37度ぐらいの微熱が出ることはあります。
耳がにおったり、かさかさしたものが耳の入り口に見えます。傷に出来たおできが化膿し、痛みを伴うことも多くみられます。


治療・対処法
赤ちゃんが耳を気にしているそぶりを見せたら、まず耳をさわって反応を見てみましょう。その際に非常に痛がって泣く場合は外耳炎と判断して、まず間違いはないでしょう。

耳がにおったり、耳だれが確認されるときは、速やかに耳鼻科で治療を受け、処方された抗生物質を医師の指示に従って飲みます。そのほかにも症状に応じて痛み止めや軟膏や点耳薬が処方される場合があります。ほとんどは1週間くらいで治ります。

おできができて痛みが強いときは、切開してうみを出すこともあります。回復してくるとかゆがりますが、かかせないように注意しましょう。うみが出てしまえば、痛みや熱も下がります。

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赤ちゃんの外耳道は短く傷つきやすいのが特徴なので、普段から耳掃除は綿棒でやさしくふき取るようにくるくる回す程度にとどめましょう。耳あかが取りにくい場合は無理して取らずに、耳鼻科にみせ、お医者さんにお任せしましょう。

耳だれが乾いてこびりついているときは、中耳炎と鼓膜破裂を疑い、急いで耳鼻科にかかることが大切です。耳だれを放置すると、中耳炎を悪化させるだけでなく、外耳炎を併発する場合もあります。

アトピー体質で耳をかゆがり、それが原因で外耳炎を繰り返す場合があります。そういった場合は予防の意味でかゆみ止めの抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などを、長期にわたって内服させることもあります。
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